四季の彩り

kainaka.exblog.jp
ブログトップ
2011年 11月 15日

巨星 逝く

先日の9日、但馬の写真界に多大なる功績を残された狩野清道氏が亡くなられた。享年64。

写真店経営の傍ら、自身でも但馬の自然風景を撮影された写真家でした。また「但馬ネイチャー
フォトクラブ」を主宰され、後進の指導にも熱心に取り組まれました。

狩野氏との出会いは、かれこれ25~6年前だろう。山陰海岸・日和山龍宮城を長年に渡り
撮り続けられた彼の個展を見学した時からです。当時高校生だった自分には、大人の作品
の素晴らしさ、そしてカッコ良さをヒシヒシと感じさせられた個展でした。

それから6~7年経った平成3年秋、僕に転機が訪れた。狩野氏の初の写真集「龍宮の四季」の
出版を記念して行われた個展での事。数多い龍宮と円山川を扱った作品の中に2枚の竹田城跡
の作品がありました。

但馬の雲海の名所と言えば城崎の来日岳が有名でしたが、まさか竹田城跡でも雲海が撮れると
は、この時初めて知りました。その作品を見た衝撃は、今でもハッキリ覚えている。「この風景、自
分でも撮りたい」 この時が、僕の竹田城跡通いが始まったきっかけでした。

当時23歳の若輩者の僕にも、嫌な顔をせず自身の持つ知識・技術を親切に教えて下さいました。
また平成4年にはクラブにも入会させてもらい、一層親しくさせて頂いた。

翌年募集された某写真コンクールで当時最年少の25歳で大賞を受賞することができましたが、
自分の事のように喜んで下さった。また結婚式にも出席して頂き、自慢のノドを披露してもらった思い出も。

この頃には氷ノ山での作品作りに精を出され、ランクルを豪快に乗りこなす姿に憧れたものだった。

僕自身、結婚後写真活動から離れ、疎遠になってしまったが、その数年後には、念願の氷ノ山の写真
集出版の記事を新聞で知ることとなった。

数年前から体調を崩され、店も畳まれ療養されてたと聞く。入退院を繰り返す生活をされてたようだが、
遂に最期を迎えられた。

我家には2つの写真集がある。一つは第一作の「龍宮の四季」。もう一つは「円山川の詩」。
この写真集は、何度も何度も見返した大切な教科書です。
f0174293_20443552.jpg

サインも入ってます。
f0174293_20445143.jpg


最後になりましたが、心よりお悔やみ申し上げます。

ランキングに参加中です 皆様のポチ!が、大変励みになっております。
 お帰り前に↓応援のポチッとお願いします040.gif
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村
ありがとうございました
[PR]

by s-kainaka | 2011-11-15 20:47 | その他


<< 安国寺 ドウダンツツジ      雨降り >>